昨日自作ログでのアンテナ評価やってみて、データの取得に、いくつかやりづらいところがありましたので、直したものを作ってみました。
1.QSOをたぬきワッチして特性評価をする際、ローテーターを回している時に相手局に交代したデータが混じるとやりづらいので、その間ローテーターを回すのをサスペンドできるようにした。
2.リレーの切り替えとSメーターデータの取得のタイミングを同期し、切り替え直後のデータは捨てたり、また、同じアンテナで複数回データ 取って切り替えたりすることができるようにした。
現実的には、細かくデータを取ろうとすると、1QSOの間に360度回し終わらない感じでしたので、ローテーターの角度は都度3~4度ずつ動かし、0.5秒ごとにリレーを切り替えてSメーターを1回読み取るような感じでデータどりを、見通しにあると思われる茅ケ崎の局をターゲットにおこないました。アンテナは15エレの2パラをポールでベランダから7m上に上げていますが、ベランダから2.5mぐらいのところに6エレの八木を括り付けて(方向は大体ぐらいで合わせた)同時に評価してみました。茅ケ崎の局なので、おおむね135度の方向が直接向けた感じで、315度あたりが大山山頂の方向に相当します。
結果:
こんな感じで、いくつかの興味深いことがわかります。
1.15el.のパラは非対称に30度ほど離れたところにサイドローブが出ている。これは、パラの間に1200MHzの八木を少し片方よりに置いているのですが、その影響が出ている可能性。
2. 大山や、聖峰の反射が直接波と同じ程度出ている。そのパターンは、直接波などとの干渉で複雑。
3.6el は、大山反射が弱く、むしろ北側(AZ=0)で反射が大きい結果になったが、これは、6elの地上高では実は大山が見えておらず、隣の家の壁で反射している様子が見えているものと思われる。隣家の壁反射は15el パラでは見えないが、これは近隣の屋根より上にアンテナが上がっているためと考えられる。
4.15el.パラと6elシングルのゲインの差は6dB程度あった。
これまでは感覚的に捉えていたことが明確に可視化できて、驚いております。
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