関東UHFコンテスト 2023

2023年2月13日月曜日

t f B! P L

関東UHFコンテストに大山の麓の見晴台から参加しました。


前日雪の予報で、実際に前日日中は当地でも積雪ありましたが、当日は降雨、降雪ない予報でしたので、焦点は、見晴台までどう行くか?というところかと思います。
一応トレッキングシューズに防水スプレーをかけ、チェーンスパイクを用意しました。また、駐車場のあたり、ほんの短距離ですが、勾配があり、凍結が心配だったので、一応滑り止めも車に準備。

ところが、ふたを開けてみれば、降雨に変わった後の気温が高かったようで幸いにも凍結は無く、登山道も多くのところが、普通の状況。

天候は良いとして、さて問題は、前日まで函館出張、そのあとの準備で少し疲れがたまっていること。でも、前週に設備の確認をしたところ、6エレ八木の効果が乏しかったので、10エレぐらいにしたいなと思って、コンテスト前日にエレメント切り出して移動用のバラしやすい10エレ八木を作成したため、寝るのが遅くなりました。

で、当日目覚めた後の動きが悪く、家を出たのが予定より1時間ほど遅く6時過ぎになってしまいました。登りも、疲れのためか、気温が高いためか、異様に汗がでてなかなか足が進みません。


ということで、見晴台に着いたのが8時を過ぎてました。設営して出られる状態になったのがコンテスト直前、ということで、430FMから始めようと思いましたが、でるところがない、というか上下に離れたところは、違法運用局(というかコールサイン言わない局)が居て、なかなかつらいものが。。。もう1時間ほど早く家を出ようと思っていたのですが。。。

で、呼びまわりから始めます。ですが、サクサクQSOできる局は限られているので、ちょろっと飛ばしながら呼んだ後に、FM集団の端っこでCQを出しますが、あまりよばれません。で、9:15前には早くも挫けてCWに行きます。1時間ほどCWでやった後に、またFM呼びまわりをやってCQも出しますが、場所がいまいち~で、また、10:50にはCWに逃げます。そのあとは1時前まであっちへ行ったりこっちへ行ったりと落ち着かない運用で時間をつぶします。あまり局数ができていないため焦り始め(これじゃあ埼玉コンの方ができてる!)、FMでなるべく良いところを見つけてひたすらCQで頑張りました。


メインチャンの近くのいいところを見つけた!と思ったら、重複で呼ばれる率も高い(5%以上)し、IC-705が相互変調を起こしているのか、自分の周波数で他局のQSOの様子が聞こえるし、ブーンという謎の音も聴こえるという、なかなかつらい状況。弱い局に呼ばれていたのかもしれませんが、応答がなかったとしたら、相互変調があったせいです。ごめんなさい。

それと、欲出して途中CWなどで呼びまわり等もしながらとか思ったのですが、自作ログの出来に問題があり、自在に同バンドでCW、FMを行ったり来たりするのが難しいことがわかり、あきらめました。


1500になり、コンテスト終了。Dupe込みで394Qでした。400局やるのを目標にしていたのですが、届かず。もうちょっと踏ん張ってオペすべきだったなあとは思うものの、途中中だるみは、登山で疲れてふぅ~、って感じのところもあったので、これは仕方がなかったかもです。

時系列はこんな感じ。
 

 
午後から、立木で陽がさえぎられるようになってかなり寒くなり、午前中はとってもぽかぽか気持ちよかった(で、気が緩んだ)のですが、午後はオペを割と頑張りました。Hi



アンテナは8段同軸コリニアと10エレを切り替えて使っていましたが、最初は同軸コリニアを使っていたものの、だんだん10エレを使うことが増えました。


10エレは、向けた場合には同軸コリニアよりよく聞こえるようになり、厳しい感じの局ともQSOに繋がりましたので、有効だったと思います。CQでの呼ばれ方はなかなか比較が難しいかも。


 

運用スタイルはこんな感じで、自作ログでCWのキーイング、ロギング、スポット情報が統合されています。アンテナは、12Vリレーで切り替えられるようにしてみました。手元でアンテナ切り替えたり向きを変えたりできるのはなかなかよくって、欲を言えば、自作ログでアンテナの選択を制御したり、選択したアンテナの種類を記録ができたらいいかなあなんて思いました。

あと、いつもフォーンはハンドマイクで運用しているのですが、今回は、ピンマイクをつけられるようにして、キーボードのRightShiftキーでPTTをやれるようにしたり、ボイスメモリーを再生できるようにしたりして持ってきたのですが、QSO確定時に「ありがとうございましたJK1DVP/1コンテストどうぞ」を再生させる等、少々やりすぎ感があり、まだまだプログラムがこなれてないなと感じて、あまり使いませんでした。

CW率は27%ちょっとでした。もう少しCWをきっちりワッチしても良かったかもしれません。

それから、もう一つ。今回は、呼んでくれた方の電力を測定していましたので、マルチマップにプロットしてみます。ただ、コンテストの途中から、電力がなぜか測定されなくなってしまったので、ちょっと不完全ですが。。。

 

東京23区の局はたくさん呼んでいただいたのですが、少し弱めで、ビルなどで遮蔽されている場合が多いのかなと思いました。また、横須賀とか房総半島も思ったほど強くない。こちらは運用地点からそっち方向が立木がかなりあり、その影響かもしれません。今回17県が全くできず、また、秩父の山の局もなかなか弱弱しかったので、 地形の影響が大きいなあと思いました。


マルチマップを見ると、北関東がもう少しできたらなあとか思いますが、おおむね網羅できたのかなと思います。何故か町田の方がたくさんいらっしゃった!何かのホットスポットか?

というわけで、山登りは、ちょっと大変ではありましたが、いろいろな試しができて初春のコンテストを楽しめたと思います。

結果:B430で5位入賞でした。




このブログを検索

このブログを検索

多摩川コンテスト 2024

 多摩川コンテストにはしばらく用事と重なっていて出られていなかったのですが、久しぶりに出られそうだったので、また大山山頂に行ってやってみました。 コンテストに合わせて、DVPloggerを開発中ですが、大画面版、拡張版の試作機テストをやりました。 拡張版は、ヘッドホンに加えてマイ...

QooQ