自作ロガーで交信した局のSメーターの数値をCI-Vで読み取るようにして、多摩川コンテストでCWで交信した局のデータを大山山頂・デルタループ 50MHzで得ましたので、dBmでどれくらいで受信できているかを求めてみようかと思いました。
ということで、トラッキングジェネレーターで50.1MHzを出して、IC-705に入力、運用時はpreamp 2 を入れていましたので、その条件で数字とdBmの関係を測定してみました。
(21/12/30 修正編集)
どうもSメータの数値が入力信号強度に対しておかしな挙動をしているし、多摩川コンテストの各局の信号強度の算出結果に違和感があったので見直してみたところ、Sメータの読み取りをBCD値として処理すべきところをバイナリ値として処理しているためだとわかりました。下記の結果は、そこを修正したものになります。
で、それをグラフにしたのが、
こんな感じ。折れ線の近似式が出せましたので、これで、QSOのログに書かれたデータからdBm に直してみます。
例えば、データが得られたなかで一番弱かったのが、JI0VWLさんで、-96dBmでした。それでも、S4は振っていたということになります。
また、一番強かったのが、お隣の厚木市のJI1MUGさんで-37dBm、2番目が-39.5dBm の目黒区JQ1IBI さん3番目が-46dBm のTA市のJQ1BVIさん、となりました。上位入賞局は基本的には強力で、流域外電信 1位 -59dBm のつくば市JK1LSE/1局, 2位 -53.6dBm 富津市 JA6SZV/1局、のような感じです。
分布を示すと、
ほとんどの局は59+(-80dBm)程度は振っておりました。
移動局はそれほどこのコンテストでは多くはありませんでしたが、その多くは-76 - -66dBmのゾーンに分布していました。ので、山が2つできていますが、右側の山の局の多くは、100W+局なのではないか?と思います。
いや、だからどうした、というとそれまでなのですが、こういう信号強度をお互いに見える仕組みがあったら面白いのになあなんて妄想しました。
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