オール神奈川コンテストに昨年移動したのと同じところに移動して出ました。
昨年、オールバンド電信電話で県内1位(レコード)でしたので、今年はさらに高得点を目指そう!と思って準備を進めましたが、ちょうどコンテストの直前まで仕事で出張でしたので、なかなか思うようには準備が進められず、コンテストの当日朝に自作ログの設定をしたりという体たらくでした。
それでも、昨年、HF high band (14, 21, 28)でのQuick QSYの必要性を感じましたので、今年は、同時に14, 21, 28が出られるアンテナを用意しようということで準備をすすめて、最終的にはJK1LSEさんの3バンドダイポールをパラにしたのを猿真似で準備しましたが、その際、なぜか、7MHzが同調が取れないという問題に気が付いて悩んで当日を迎えてしまいました。仮説として、おそらくパラのダイポールが悪さをしているから、Stage1が終わったら、バラシて、シングルのダイポールにすればいいかな、と思って、荷物をとにかく持って現地へ。
パラのダイポールはそれなりに重いため、ポール替わりのカーボン竿がしなって苦労したのと、途中でカーボン竿の固定のためのサポートが破損し、ロープワークで何とか固定したりして時間を取りましたが、何とかhighband のDPは上げることができました。6mのアンテナは昨年と同じ。1200MHzのアンテナも昨年と同じですが、今回1200MHzのフィーダーは、5.6GHzで使っている青い同軸を使いました。これ結構いいです。リグの構成も昨年と同じです。
ログはラズパイの自作ログでやりました。IC-705, IC-9700の音声切り替え、リグコン、CWキーイング、クラスタ・バンドマップが全部1つになっていますので、複数台を使ったフィールドでのコンテスト運用にはなかなかいいものになったと思います(そんなのする人がいるのかは謎ですが)。
コンテストは6m SSB, CW, 1200 FM, CWとやって、14MHz CW(なかなかにぎやかだった)、21MHz SSB, CW, 28MHz SSB, CWと運用し、そのあと、再び21MHzに行ったらSSBがいつの間にかにぎやかになってましたので、CQだして、そのあとCWでもCQ出して、 14MHzにまた降りて行って、残り1時間は6mと1200MHzを行ったり来たりして運用しました。
うまく参加者のバンド移動の波に乗れたかというと微妙ですが、バンドの状況をまめにチェックしたので、残念ながら21, 28のコンディションはよくありませんでしたが、第一位だった去年より局数・マルチとも増やすことができました。
さて、Stage1が終わり、Stage2の準備です。7MHzが同調しない問題がありましたので、さっさと3パラダイポールをバラシて、シングルで上げてみましたが、やっぱり同調しません。ひょっとして片方だけ切れているのかな?と思って、測ってみたり、エレメントの長さを変えたり、バラシた3パラのDPの21, 28のエレメントを使ったりして、エレメントを交換してみたのですが、状況変わらず。と、やっている間に、夜になりましたので、ヘッドライトをつけて作業をしていたところ、ヘッドライトが消灯。つけなおしてもすぐに消灯します。。。ヘッドライトはいつも2式持って行っているので、もう1個を使い、作業をしましたが、一向に事態が打開できていませんし、この状態だと、かなり確実にコンテスト後の撤収をするときにヘッドライトの電池が持ちません。山で明かりなし、は非常にまずい状況ですし、当日夜から雨の予報で、Stage2開始前に早くもパラパラと降り始めます。
ということで、144, 430のアンテナも用意できていない状態でStage2開始1時間前に、Stage2 に参加をせず撤収することにしました。(144, 430だけでも昨年と同等に運用すればなんとか入賞範囲には入れそうでしたが・・・・)。
やっぱりフィールド運用、ちゃんと動く装備を確認しておくことが必須だとは思っているのですが、準備が雑でした。改良したポイントに関してはかなり良好に結果が出たのでとても残念です。
帰宅後、入賞の可能性のある部門を調べてみましたが、オールバンド前提の運用をしているので、まったくダメですね。。。というわけで、予定通りオールバンドに エントリーすることにしたいと思います。
今後の課題:7MHzのDPがなぜ同調しないかの問題解決(軽量化のために自作したソータバランが悪者??)、効果的な雨備えの手法開発と実践。カーボン釣り竿、ポール固定方法の改良。
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