フィールドデーコンテストに某移動地(某規程対応表現・・・)から参加しました。
昨年、一昨年と5エリアから参加していましたが、今年は久々に1エリアにいますので、近所に移動して出ようと考えましたが、ここのところ、暑さが半端ない状態でしたので、日中は、家からエアコンの効きまくった部屋からやろう、夜になると、やっぱ山行こう、とぐるぐるしていました。
ということで、移動をするのなら、近所の山の東京方面に開けたところに行ってやろうとだけは決めて、前日に必要そうな道具を1か所に集めるだけはしておいたのですが、移動をしようと決めたのは、土曜日の昼ごはんを食べてからでした。
道具は、100AHの電池をそこに担ぎ上げるのはムリなので、QRP部門にしよう!と決めて、1.8MHz~1200MHzの機材を一人で担ぎ上げられる最小限にしました。具体的には、リグはIC-705、DJ-G7(使いませんでした)、1200MHz は最近使ってなかったSG-LABのトランスバーターを使おうと思いました。アンテナは、1200MHz が9el ループ八木、144/430が神奈川コンテストでも使った3el/5elのデュアルバンド八木、6mが2el デルタループ、を4.5mの移動用ポールで上げます。HFは、今回初挑戦のロングワイアー42mをカーボン釣竿で逆L形に張り、カウンターポイズ(5mぐらいの)と合わせAH-705に繋ぎます。同軸は、6mはRG58U, 144/430 は5DFB, 1200MHz は5.6Gのために買ってあった2mLぐらいの青い低損失同軸でなるべく荷物を軽くしました。
CWのキーイング、リグコン、ログはいつもの自作ログをモバイルバッテリーと合わせてやります。トランスバーターとリグの電源は、12AHのLiFePO4電池を2個持って行きます。
あとは、人間の食糧、水2l(氷にして)、麦茶(これも氷にして)をお土産用保冷バッグにタオルと一緒にして梱包。防寒・防雨のため、長袖、手袋、レインコート、45lゴミ袋数枚を持って行きます。後は、帽子、サングラス、ヘッドライト2個、ログのための老眼鏡、虫よけスプレー、日焼け止め、ばんそうこうなど。。。これらをパッキングすると手持ちのバックパックでは収まらず、もう一つ通勤リュックのおさがりに入れて、左手から下げ、アンテナ関係は右手にまとめて下げ、という荷物でした。
15時過ぎて家を出て、近所の山に荷物持って、ケーブルカー乗って、30~40分の遊歩道を歩いて運用地に着いたのは1635でした。ここは、ベンチと机が現地にあるので、荷物が少し少なくできますし、開放感もあり、好きなところです。さっそく開梱、VUのアンテナ上げを行い、リグ、ログのセットをしまして、1200MHzのトランスバーターを久しぶりに使いますので、18時過ぎから1200MHzの確認からやります。G7で一人で確認しても良いですが寂しいので、CQ出して呼んでいただいた方とリグ紹介、RSレポート交換等をしてやり取りができ、喜びます。そのあとHFのアンテナを上げて、準備万端、食事もした、が20時10分をまわったあたり。今回も430FMから始めることにして、空き周波数を探して、コンテスト開始まで10局にお相手いただき、2100コンテスト開始です。
最初30分430FMで57局やり、そのあと6mSSBで10分CWで20分SSBで呼びまわり20分、の後にぼつぼつ1200でもやろうとやったらいつの間にか23時で、そのあと2m, 430 を飛び回りHFを初めてやったのが、2346という、まずいんじゃないのこれ状態でした。そのあとまじめに3.5, 1.8, 7をやり(CW中心でしたが、SSBも一応呼びまわる)、0150からまた2m, 430, 6m と飛び回り、0319からは今度はなぜか28MHz をやりました。横浜コンテストに当地から出てめちゃくちゃ呼ばれた記憶を思い出して、ここからならこんな時間でも眼下の局と一杯できるだろう!と思ったのですが気のせいでした(6局)。で、そのあと4時前までHFの各バンドやったらさすがに眠くなってきましたので、レインコートで防寒してちょっと寝ようと思いました。山の上は結構風もあり、あんまり寝られず。ツェルトぐらい用意しても良かったなあと思いつつ、0530前からオペ再開です。
7をはじめ、各バンドCQをやり呼ばれなくなったらQSYを繰り返し運用しました。HFはCQも出すし、呼びまわりもしますが感じたのは、マルチが増えない・・・・でした。特に1エリア外は、聴こえてはいるのですが、呼べど叫べど気が付いてもらえない、という感じで、このロングワイアーのアンテナダメなんじゃね?とか思いつつ、でもやれるだけやろうという気持ちで運用しました。
そんな中、朝から雨が! ゴミ袋をリグなどに被せて雨から守りつつ、自作ログ、キーボード、はゴミ袋を天幕(!?)替わりにしてゴミ袋の下で雨の中運用しました。さすがに大粒の雨の時は運用中断、で東屋で退避している登山の方と雨宿りです。
HFのコンディションは午後も悪く、ロングワイアーが無闇に長いせいかな?と思い、短くしてみたのですが、さしたる変化もなく、呼んでも気が付いてもらえない悲しみを嫌というほど味わいながら運用していたのですが、途中から、雨も強くなって来たりしたので、Phoneの運用はあきらめ、6m CWを雨の中ゴミ袋天幕の下でキーボードをハンカチで拭きながら運用しました。
そんな中、天気予報をチェックすると、16時以降雨が降るという予報となっていて、撤収の時間を考えるともう止め時かなと、思ったら続けて呼ばれたりしてなかなかやめられませんでしたが、3回連続してCQ空振りしたので1410頃に撤収モードに入ります。
撤収準備ができたのは1517ころ。ケーブルカー駅まで歩いて1550頃に到着。
ケーブルカーに乗り、バスに乗って帰宅したら17時を過ぎてました。シャワー浴びて、ログ読み出して、荷物を干して・・・・。晩御飯食べたら猛烈に眠くなり、バタンキューでした。
コンテスト経過はこんな感じ。各バンド最初はまあまあな勢いなのですが、そのあとすぐ呼ばれなくなった感じ?
点数は、こんな感じで、マルチが少ない・・・・。局数も、もう少し7ができるかと思っていたのですが・・・。
惰性的ではありますが、交信局の電界強度をプロットしてみました。
こちらは6m, 144, 430, 1200 ですが、6mはあまり弱い局の数が多くなかったので、もう少し真面目に局を探した方がよかったのかも。
ローバンド。7が弱い。これは、ロングワイアーが30~40m と7MHz の1波長に近い長さのため、ATUの効率が悪かったのではないかなと疑っています。今度時間をかけて長さを変えた時やDPとの違いを見るなどやってみるべきかと思っています。もう一つの考えは、7MHzをやったのは2日目の日中でしたが、この時のコンディションが最悪だった。というものです。
スタート~深夜の間に7もやっておくべきだったか?
。。。。
HFのアンテナは、やはり同調したダイポールの方がいいなあと思いました。なにせ、どっちに波が出ていそうなのか想像できるところや、ポールから両側に張るため、ステーをある程度省略できるのがいい。ということで、今度は、HFの軽量なマルチバンドのDPを検討してみたいと思います。
コンテストでQSOしていただいた皆様ありがとうございました。ログはずいぶんCWでQSOしたので、CPでもいいかと思ったのですが、初志貫徹、XP部門にだしました。
反省点:
雨対策不備。軽量な天幕張るなどして雨の中でも最低限の運用が継続できるようにしたい。
防寒対策も、風があることの影響をもう少し考えておくべきだった。寒くて落ち着いて寝られないのは良くない。
HFのアンテナは、再考。
良かったこと:
雨は降ったが、 当地では雷は問題なかった。
水をしっかり持って行ったが、2日目がずっと雨勝ちのため、必要なく、結局最後まで水は余って捨てました。
栃木~福島は移動局も多いのか、割とたくさんできました。
XP全国第一位でした。カテゴリTopは嬉しい!QSOありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿