6m AND DOWNコンテストは、ここのところ、出張続きで先週も8エリアに行ったりしてましたので、しばらく家にいないといけないかな~と思ったので、家から出ました。
で、いつもは6Dはオールバンド種目に頑張って出ているのですが、今年は、ちょっと疲れ気味というのもあり、でも何か趣旨のあることをしたいな、と思ったんですが、思いついたのは、「大山反射ってどの程度の効率で使えているか?」を調べよう。と思いました。
わが家からは430で関東の局とそれなりにできるのですが、 一番信号強度が強くなるのはたいてい大山にアンテナを向けた時です。
ということで、今回は430CWでやることにして、今年の2月の関東UHFコンテストでは、大山の見晴台で運用して、QSO時の信号強度の測定をしていますので、同様に6DでQSOした局の信号強度を測って、比べてみようと思いました。
で、せっかく大山反射の効率を測ろうと思いますので、できるだけ大山に電波を当てたい、ということで、今回はコンテストではありますが、アンテナは15エレの2パラを組み、アンテナは大山の山頂付近を向くようにちょっと仰角をつけたりもしてみました。
コンテスト開始して、QSOを進めますと、気が付いたのは、信号が強くなる方向が複数あるな~ということでした。もちろん、山での反射点が複数ある、ということなのかもしれないのですが、どちらかというと、パラにして組んだアンテナのパターンが乱れていて、それが見えているということが真実なような気がします。ということで、もうちょっといろいろ試してみる必要がありますが、とりあえずの結果ということで。
コンテストの運用自体は、基本シングルバンド、CWでの参加ということで、ひたすらCQを出しつつ、時々新しい局がCQ出しているか調べてS&Pする感じでやりました。が、割と暇で、途中、1200MHz のCWを覗きに行ったり、2mのアンテナを仮設してそっちでやってみたり、Phoneを見に行って呼んでみたり、と徹底しない感じでの運用でした。
Phoneで呼んでみた局も430CWで後から呼んでいただいたりしたのでありがたかったです。
で、途中終了したいな~と思いつつも1500終了まで何とか運用し、終了しました。最後らへんは、最後に430CWに戻ってくる局がある程度多いのか、割と呼ばれましたので、楽しめました。
430CWでは239Q 10Mでした。1200もCWを中心に見てみたのですが、それなりに1200CW多いなあ、と思いました。17県は残念ながらできませんでした。うちからは富士山も見えないし、上野原とかその辺の山の上に局がいない限り、なかなか難しいのかなと思いました。
で、関東UHFで大山の見晴台に移動して運用したときの測定結果との比較です。見晴台ではアンテナは10el シングル八木を使ったので、そのあたりも多少念頭に置いて結果を見る必要があるかと思いますが、
このような結果が得られました。おおよそ20dB~35dB見晴台での受信信号強度が強いという結果となりました。
(最初に投稿した際、6Dでは、430以外でもQSOしているのを忘れてましたので、修正しました。結果はあまり変わりませんでした)
山が20dBと30dBの2つあるのですが、これは、各局のアンテナが大山を向いていた、いない、を反映しているのかもしれません。または、こちらのアンテナが大山の反射を十分に利用できていない場合もあり得ます。比較した局はすべて、ナンバーはMだったので、余り送信電力は違っていないと思います。
かなり一生懸命、山の反射を利用できるようにはしてみましたが、やはり、大きな差があるなあと実感しました。
また、これだけの違いがあったので、今回6Dでは、IC-9700で運用しましたが、見晴台で被った 相互変調などの問題は、我が家では出ないと判断して、IC-705に切り替えてBPFの効果を試すなどはしませんでした。やっぱり、何かの機会に山にBPFとIC-705もっていって試さないといけないなと思っています。
QSOしていただいた皆様ありがとうございました。
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