神奈川非常通信訓練コンテスト

2022年4月3日日曜日

t f B! P L

JARL神奈川支部主催のコンテストの1つである、非常通信訓練コンテスト。電話のみの私にとっては割と苦手なカテゴリーのコンテストですが、昨年、半端な状況で出て不完全燃焼感がありましたので、今年は、オールバンドにアンテナは一応全バンド分用意して出てみよう、で、近所の山に行って3.5/7の移動運用もしてみよう、と考えてあれこれ事前の準備を進めていました。

 3.5/7 は簡単に張れるアンテナということで、3.5/7のフルサイズのEFHWを作成して、両端をカーボン釣竿で上げようと、出社前の朝の時間にアンテナ上げと調整を試みたりしてしてましたが、思いのほかフルサイズを気軽に展開できる場所が見つからず、年度末のタイミングもあり、「これはぶっつけ本番だな」という感じでした。 

また、1200MHzはブルガリア産のトランスバーターを用意して、アンテナ直下に配置できるような用意もして、こちらは気合十分? 6mはいつものデルタループ、430/144MHzは山に移動するからまあ、5el/3elぐらいでいい?という感じで一応各バンドの準備を進めました。 

で、コンテストの1週間前にXYLが接種を当日やる、ということを聞き、うーん。これは山に行って夜無線をするのは、家庭内のSWRが無限大になるなあ!ということで、あっさり移動はやめて家庭内移動運用をすることにしましたが、それまで、移動を念頭に準備をしてきたので、いろいろうまくありません。家に上がっているのは、3.5短縮、7フルサイズダイポール(屋根より低い)、と、430の八木だけです。しょうがないので、移動用ポールを2本使って、1本は、6mのデルタループと144の八木を9mHにあげて、ローテーターで回せるようにしてみました。もう1本は、1200のループアンテナを取り付けて一応屋根より上に出るようにしてみました。

あげてから気が付いたのが、どちらもローテーターが移動前提で用意しているので、コントロールケーブルが短くて、家で運用をしている机のところまでコントローラーを持ってこれません。 まあこれは、回すときはダッシュすればいいかということで、移動のために準備していたIC-705とHL-50Bのペア、とそれから、VUはIC-9700を使うことにして、いつも使っている自作ログをセットして、コンテストに備えました。

まず、7MHzからですが、出るところなし、ですが、多少の混信は気にしないことにして、コンテスト前にフツーのQSOをしてCQをコンテスト開始から出すことができました。微妙に普通のQSOをしていた時より呼ばれない・・・と思いましたが、それなりに呼んでいただきます。ただ、参加者が多くはありませんので、呼びまわりもまじめにしつつ・・・とやっていたら、やっぱり出るところがなくなってしまいましたので3.5に降りていきます。こちらは、しばらく使っていなかったら、庭の木の枝が伸びた事などから、同調点がかなり下の方に行ってしまっていたので、仕方なくチューナーで無理やり波を乗せます。こちらも出るところは一応ありましたので、CQを出しますが、参加者の数は少なく呼ばれませんので、途中であきらめて7に戻って呼びまわりで3.5/7の時間は終わりです。

間髪入れず、50/144が始まりますが、50は、始まった瞬間はたくさんCQ出されていた方がありましたので、何局か呼びまわった後、よりにぎやかな感じの2mSSBに行ってCQ中心で運用をしました。で、50MHzに戻ってみたら、あれだけいた局がいなくなってしまっていて、CQを出しても呼ばれないという状況でした(弱いせいも大だけど!)。結局6mは11局しかできず、最初に6mを一生懸命にやった方が良かったと思いました。

そして、最後の430/1200。こちらは、最初は430でCQ出したいな、ということで、432.98でCQ出し始めました。それなりに呼ばれますが、呼びまわりはこちらのバンドも必須と思い、呼びまわっていたら当然CQ出していたところは他の方に使われてしまいましたので、1200MHzに行きます。行ったら、局が…少ない。というより、一部の局を除いて弱すぎて聞こえない、というところです。私の家は周りに丘があるので東京方面は厳しく、6mはそう思っていたのですが、当然1200MHzも同じですね。もうちょっと市内でも見晴らしの効くところに行ったらだいぶ違うと思うのですが、こればっかりは仕方がない。20分以上費やして、できる局を頑張ってやったんですが、8局・・・あきらめてあとは430でずっとやってました。

コンテストももう終わりかな、というときに自作ログに表示されている時計を見て驚愕。23時のはずが7時・・・どうやら時計が正しくセットされていないらしい。ということで、手元の時計とログの時計の表示時刻をメモして時刻差を把握。あとでログを直すことにします。

真夜中にコンテストが終わり、6時間、生声でCQを出していたので、かなーり疲れました。が、家庭内移動運用状態で同軸やローテーターのケーブルを窓から引き込んだままにしておくことはできないので、頑張って片付けます。ローテーターはコントローラーをビニール袋に入れて表に出してこれでいいや、ケーブルも。で力尽きたので窓をしめられる状態になったら寝ましたが、寝ている間に雨が降ったみたいで、起きたらビニール袋がビシャビシャ。コントローラーが浸水しなくて運が良かったですが。翌朝アンテナを下ろす際も雨に降られるし、なかなかしんどいコンテストでした。(山に行ったらこの程度ではすみませんが・・・)。

ログは、いつも通りctestwinでサマリー作ってメールで提出しましたが、1200MHzの周波数が自作ログのバグで化けていたり、時刻がずれていたりしたので、プログラム書いたり修正が大変でした。とりあえず出せたからいいや状態ですが、QSO数は

3.5/23, 7/54, 50/11, 144/65, 430/78, 1200/8 という感じで、50と1200が何とかならないのかな状態でした。この倍ぐらいはできると思っていたのですが・・・

このあとは、AllJA、東京コンテスト、とありますが、例によってあちこち国内出張に行ったりしてますので、また準備不足でやる羽目になるのかなあ?と思っております。AllJAはどうしよう!?

結果:県内オールバンド で2位でした。

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