前のコールサインの時を含めて初めてになりますが、ALL JAコンテストにシングルオペで参加しました。直前まで出張をしていたので、家の設備でできる内容をやろうということで、普段は3.5/7のダイポールしかないのですが、移動用の6m 6el. 八木と、それから、移動に持って行ったギボシダイポールを21MHzの設定にして家の庭に張ってみました。
八木は、庭に単管パイプではしごを組み、そこにロケットで売っている金具を使い、マストベアリングとローテーターを取り付け、そこにフジインダストリーの移動用ポール(FAP707)を立てるという、あまりない構成のものを割合苦労して作ってみました。が、ロケットの金具のポール穴にポールの一番太い62.5mm径のパイプが通らないことが判明。一度通るパイプだけセットして、アンテナをフルアップした状態で、ローテーターのクランプをリリースし、さらに上にポールをずらし、ベアリングでポールをつかみ、ローテーターとベアリングの間隔を広くとって無理やり一番太いパイプをベアリングの下のスペースに差し込んで、上のベアリングで留まっているパイプを、ベアリングをゆるめて、下に差し込んでいる62.5mm径のパイプに取り付けるという、無理やりな手順で設営しました。が、今度は、降ろすときに上段のねじ止め部に手が届かない・・・降ろすときは、最初に下部のパイプのねじ止めを外し、上部のパイプを下げていきましたが、すとんと内側のパイプが落ちちゃうと困る・・・・ということで、もう次からは普通のやり方ができるようにしないとなあと思っています。
移動用ポールには、ギボシダイポールを簡単に上げ下げできるように、滑車もつけておきました。が、アンテナの張る向きを間違えてしまい、バランの端子がポールに接触しやすいことが判明。だめだこりゃ。時間がないので、滑車の張り方を緩くして、無理やりバランをポールから離してコンテストには出ましたが、21MHzはこのためか、NGでした。アンテナ張ったら、テストでQSOしないとですね。苦労して上げた、6m 6el. 八木ですが、屋根より上に2mほどしか上がっていないせいなのか、いまいち。前に東京に住んでいた時の6mの印象とはずいぶん違った感じです。次回は家のベランダから同様の方法で上げるように工夫して、八木が正常に働くようにしたいと思います。
というわけで、21時のスタート時にはアンテナあげやらリグ、PCのセッティングやらでやや疲れ気味でした。
6mからスタートしますが、やはり弱いです。当地は、東京方面に少し山がちなのもあるでしょうか?伊豆の局は強いですが、東京の局がすでに弱いです。埼玉の局ができたのがスタートからしばらくして、でしたので、やはり大山とか愛甲郡の山の影響は大きいです。茨城はまあまあ強いので、東京湾まで届けばそのあとは何とかなるのかも(山の移動局か?)。山梨も、山の移動局しかできません。
というわけで、早々に6mのやる気をなくし、3.5に降りてだらだらCWをやってましたが、寝る前に一度、6m CWで聞こえている局を全部呼んでから寝よう、という感じでした。
朝も6時過ぎに目が覚め、最初に6mをチェックしましたが、1エリアのマルチが昼前にようやく埋まった時点で、これ以上のマルチはこの設備・ロケでは無理だな、ということで、6mはEsだけ気を付けることに。そのあとはひたすら7Mでランニング。途中21Mを試してみて、あまりのできなさ加減にハイバンドはあきらめてました。夕方からは3.5ー7ー3.5で途中6mでマルチ探しをしたけど、時間の無駄でした。最後は、3.5でしたが、終了直前(2分!)に8エリアの方が呼んでいただいて、マルチ2つ増えてめちゃめちゃうれしかったです。
夜しっかり寝たし、朝、昼、夜と家族と食事もしたので、カジュアルな参加でしたが、もう少しCQを出して局数を稼いだ方がよかったです。戦略なくだらだらやってはいけませんね。反省。結局549局、104マルチのXAMで書類は出しました。
それと、コンテスト当初はOKだったのですが、バンドによってUSBからの回り込みが起こり、1回は、CQに呼ばれて応答したときにリグが送信しっぱなしになり、テンションがダダ下がり。コンテスト中に、フェライトコアを探して、USBケーブルに巻き付けたら回り込まなくなりましたが、やはり事前テストが不十分でした。回り込みは前に移動したときにも苦しみましたので、対策をコンテスト前にしておくべきでしたが、アンテナ上げて疲れてそこまで頭がまわらなかった。
それから、今回から1.8MHz帯が加わってますが、時間が足らず、3.5/7のDPにさらに1.8MHzを同調させるコイルを付けるところまで準備ができなかったのが残念です。
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