オール横浜コンテスト 2025

2025年7月21日月曜日

t f B! P L

 今年も開催時間が変態な、オール横浜コンテストに参加することができました。

昨年、見晴台から雨の中運用して、まあまあの成績でしたが、2021年の市外電信電話の記録を抜くことができませんでした。なので、その記録を超えるにはどうすればよいか?と思って、大山山頂に移動運用することを考えました。

機材は昨年と基本的には同じですが、DVPloggerの新しいものを開発しているので、その試作機を使います。試作機は、スマホのイヤホンマイクをIC-705に接続するための回路なども入れているので、それを試そうとコンテスト前日まであれこれやっていたのですが、マイクゲインが低めなので、とりあえず普通にハンドマイクで運用することにして、でも、DVPloggerのデバッグを進めたので、その成果確認ということで持っていきます。

山頂に行くにはヤビツ峠の方に回りますので、山頂は伊勢原市内なのに一遍秦野の方に行くことになります。なので、時間が多くかかりますので、0500-0700にちゃんと運用するには、家をもっと早く出ないと、ということで、0030前には家を出ます。ヤビツから登山開始は0100ごろ。山頂には荷物がいろいろ重いこともあり、2時間以上かかってしまいました。登山は、気温は高くはないのですが、湿度が高く、汗だくになってしまいます。

到着後、誰もいない山頂で設営開始。見晴台と違って、テーブル、ベンチのいいのがないのですが、何とかアンテナを上げ、リグの設定をしました。夜露が凄くて、ビニール袋でテーブルの防水をしました。

4時ころには薄明で、すごくきれいな景色の中コンテスト前のQSOなど楽しみます。

0500コンテスト開始、いつも通り電話で開始。気のせいか呼ばれ方が薄味。強いと言われるのですが、参加者が少なげな雰囲気です。呼ばれなくなったので一通りS&Pして、CWに0545頃行きました。

今回、DVPloggerで運用するのですが、一緒にUMPCを持っていき、IC-705のIFをUSBで受けて,CWskimmerを動かしてみました。DVPloggerからはUMPCのCWskimmerに接続するように設定をしてみたところ、DVPloggerでlocal skimmerのスポット情報をDVPloggerで受信することができました。CQ出していても、受信の間にそれなりにコールサインを取り込んでくれるのでなかなか便利。CWの方は、最初CQで運用し、そのあと呼ばれなくなったら、skimmerのspot をDVPloggerで新しい順に呼んでいく運用をしたり、バンドをワッチしながら、skimmerの情報から、既にQSOしている局がわかりますので、それが出ない局を丹念にワッチして呼んだりしてQSOを進めました。
で、気になるのは、ボーナス局JA1YCS/1が見つからないこと。電話にいるのかなと思って0630頃電話をワッチしてみたのですが、見つかりません。しょうがないので、後は電信やるかなということで、電信をやっているとskimmerがJA1YCS/1を見つけてくれましたので、コンテスト残り時間2分というところでしたが、頑張って呼んでQSOできました。あとは呼び周りをして0700終了です。

終了後28.600でコンテスト後のだべりをします。話題は様々でしたが、YCS/1見つからない問題、をだべっていたら、中の人JM1LRQさんが会話に入ってくれました。いろいろ根ほり葉ほりうかがってわかったのは、ちょうど私とは裏表の運用をしていたため、電話では見つけられなかったようです。LRQさんも電話が少ないという印象を話してらっしゃいました。それから、YCS/1の周波数にも意味があったようで、気が付きませんでしたが、やられた~!と思いました。
この時期、コンテスト終了時には、日が照り付けていて結構暑いです。そんな中だべっていると、ヤマビルがなぜか机の上でのたうち回っていることに気が付きました。え、なんでこんなところにいるんだろうということで、机の陽が当たっているところにヤマビルを動かしてみました。そうすると吸った血を吐き出して動かなくなりました。んー。誰の血だろう???と思って、その時は、吸われなくてよかった~と思っていたのですが、撤収を終わって、さあ、汗だくなので、着替えて帰ろうと思ってシャツを脱いだらシャツに血の跡が。え~自分の血だった!と気が付きました。ヒルに吸われると、血が止まらない、と言いますが、血は止まっていたのですが、止まりきらないという感じで、家に帰った後にシャワーして、シャツを着替えたのですが、そのあと昼寝をして起きてみるとシャツに血がついてました(血が完全に止まってない)。おそろしや。

下山は、荷物がまあまあ重いので、無理をせずゆっくり下山、ヤビツでは、売店寄ってアイスキャンディー100円也を食べたり、のんびり楽しんで帰宅しました。機材片付けてシャワーをしたら、眠くなりましたので、しばらく昼寝した後に、データをDVPloggerから読み出して、書類をまとめて提出しました。

結果165Q 18Mで、マルチは全部取れましたが、QSOが少ない。山頂に行ったのになあ、と正直思います。3連休などで参加者減少?とはいえ、こんな変態な時間に他の用事があるとは思えませんが。。。。昨年とレートを比べると、CWのレートはまあまあ、でしたが、最初の電話の呼ばれ方が鈍くそのまま終わった感じでした。

個人的には、0エリアと2エリアの局がそれぞれ2局ずつできたのが嬉しかったです。

このコンテストは、ログ照合して点が決まるので、わかりませんが、記録更新ならず(そもそもClaimed scoreが前の記録以下)は残念でした。

DVPloggerでは、交信局の信号強度を記録しているので、昨年の見晴台での運用と山頂での運用の比較ということで、同じ局、同じマルチ、同じモードでの記録があるものを比較してみました。その結果:
ばらつきがかな~り多いですが、同じ局の同じモードの別QSO(dupe)の比較では、ほぼ同じ結果となっているため、一定の傾向が出ていると考えています。これを見ると山頂に行ったことで、確かに強くなっていた(ざっと5dB程度?)ことがわかります。

地域差がわかるかと思ったのですが、はっきりしないですね。皆さんビームアンテナ使っているのかしら?と思いました。



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