オール埼玉コンテスト 2024

2024年1月10日水曜日

t f B! P L

 ブログのタイトルを書いている時に2024年なんだったと気づく。

 昨年、一昨年と県内で参加していましたが、今年は子供が大学受験なのと、いろいろと準備する時間がなかったので、県外局のVU部門に出ました。

昨年から、自作ログをラズパイベースに作り替えているのですが、今回もその新しくラズパイベースにした自作ログで、いよいよフィールドで実戦をやろう、ということで、コンテスト前日にプログラムの作りこみを進めました。で、何とかノートPCなどの母艦がない状態で、自作ログに電源を入れたらログ(デュープチェック・マルチチェック)、キーイング、2台のリグコン、それから、クラスタの情報取得してバンドマップ、ができるところまで作りこめたので、これで行こう!と思ったのが前日(1/7)夜10時すぎ。

そこから、IC-9700とIC-705の運用セット、電池、同軸、トリプレクサーを荷づくり。アンテナの準備ができていませんが、家のベランダに上げている3バンドGPを朝起きてから外して、後は移動用ポールや2エレデルタループはきっとあるだろうから、もう疲れたから寝る!と寝て、5時過ぎに目が覚めましたが寒くて布団から出るのに30分を要す。そこから、ベランダに出てアンテナを外し始めますが、早朝で陽が出ていなくって、暗くてよく見えない。かといって、ヘッドライトつけて作業してたら、正直不審者だしどーしよー・・・と、手探りで外したので時間を要し、家を出発したのが6時半過ぎてました。

近くの移動地だけど、こりゃコンテスト間に合うかわからんわ、とはいえ朝ご飯食べずに行くのもあれだし、ということで、途中コンビニでおにぎり、サンドイッチ、チョコ、ホットのお茶等たくさん買って半分ほど食べました。

で、近所の山の駐車場に停めて、荷物担いで、カート引っ張って、標高100mほど登ってそこから、標高100mほどおりて運用地に着いたのが確か8時を過ぎてました。で、慌ててアンテナを上げます。アンテナは家にあったX6000を持ってきたのですが、フィールドで組み立てるのは結構いろんな工具が必要だし、ネジは落としそうになるし(落とすと崖の下に転がって行ったりしてアウト)、もうこれを持ち出すのはやめよう。と思いつつ上げます。GPが上がったら、IC-9700を繋いで送信テストしてOKなので、次に6mの2エレデルタループを組みます。2つのエレメントの間にGPが挟まるという謎なアンテナの上げ方で、各バンドのパフォーマンスが出るか大いに謎でしたが、SWRはまあまあだったのでOKとして、自作ログ、2台のリグからの自作ログへのヘッドホン接続などして、なんとかコンテスト開始前に運用できるようになりました。

と、思ったけど、IC-9700で430, 50W出力に設定してPTTを押すといきなりリグの電源が落ちます。「あー、ダメだこりゃ」と出力は15W程度に抑え気味でやることに。

で、コンテスト開始は430FMで始めますが、いきなり2局目のQSO確定ができず悩む、うちに周波数を他局に取られてしまいます。確定ができなかったのは、ナンバー入力ミス。で、QSOを進めますが、QSO確定時に自作ログが落ちました。こんなこともあろうかと、自作ログのプログラムが落ちた際には、自動的にプログラムを起動するように仕掛けておいたのですが、1分程度待ちが出てしまいます。それに、起動して、前のQSOが記録されているかチェックしてみるとされていない!くじけずに記憶しているデータを入力して、QSOを進めますが、特にサブリグを選択してQSO確定すると高い確率で落ちるし、CWでQSOしている時も落ちる確率が高い、とわかりました。

テスト時にはそういうことは無かったのですが、作りこみが甘かった・・・ということで、しばし悩み、自作ログはCWキーイングとメモパッドとしてのみ使うことにしました(QSO確定をさせず、紙に記録していく)。そうすると、重複チェックもできなくなりますので、紙に記録したのを眺めて重複してないのを確認をして呼ぶわけですが、必然的に呼ぶのが億劫になり、どちらかというと電信でRunを中心に運用しました。

それから、Runでどうも呼ばれない・・・と、その原因がデルタループのエレメントの影響をGPが受けていて性能が出てないのでは?と 、突然、GPの下側で展開できる6mのシングルデルタループを作ろう!とコンテスト運用中に思い立ちます。エレメントをテキトーに6m程度切り出して、持ってきていた1:4バランに接続しますが、エレメントを90度三角形に張るのは思いのほか難しく(形が決まらない)、そして、苦労して作った割に、SWRが2程度までしか落ちない。でエレメントをこれまた適当に切ったりしたりしてみましたがダメだなあ・・・と40分程度を無駄に過ごします。で、お昼を食べた後、元に戻してとにかく運用を頑張ろう!とこの後は休まず15時までQSOを重ねました。

で、お昼過ぎまではおひさまぽかぽかで気持ちが良かったのですが、夕方に近づくと当地は山の陰で陽が当たりません。寒いなあ!と思いながらコンテスト運用を行いました。

このアンテナシステムは正直いまいち。
 コンテスト終了後数局とだべった後、撤収、再び標高100m登り、100m下って駐車場に戻ったのが17:30頃でした(時間がかかりすぎ)。

やっぱり、県内が楽しいなあ。県外局は県内よりはすこしは多かったですが、思ったより呼ばれないと感じました。それか、今年のルールだと実は呼びまわりをやるのが重要なのかも。うーんちょっとよくわかりませんが。

1時間程度は無駄に過ごしていますが、かといってそこを運用していたらもっと増えたかと言われると微妙な感じです。きっと、重複チェックが面倒でS&Pを真面目にやらなかったからだろう!

反省事項:やっぱり各バンド八木がいいですね。軽量な八木を作ろう。

自作ログは、CWの速度を上げると崩れた打鍵になるし、エラーで終了したり、データが保存されなかったりと、まだ使い物にならない。くじけず改良を続けます。

IC-9700は快調で、ICー705のように、他の周波数のQSOが聞こえて来たり、「ブーン」という相互変調に悩まされたり、などは全くありませんでした。

 

QSO頂いた皆様どうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願いします。

(更新)

県外VUでぎりぎり5位入賞でした。次回もっと頑張ります。

 

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