多摩川コンテスト

2021年11月22日月曜日

t f B! P L

 11/21に開催された多摩川コンテストに、大山山頂から参加しました。

先日の全市全郡の際に、24h山頂にいるつもりでヤビツ峠から登り始めて、挫折したのですが、今回は2時間余りですし、横浜コンテストでスプリントコンテストの楽しさを感じたので、ここはぜひ何とか山頂に上がろう。と思いました。

ただ、前と同じような装備では・・・ということで、装備の軽量化(?)などをしてみました。

リグ:IC-705 + HL-50B 多摩川コンテストはQRP部門がないので、自らの能力の範囲でQROをしてみようと思いました。ACAGではアンプはなかったので重量増。

アンテナ:シングルのデルタループを4.5mの移動用ポールで上げます。もともと3elだったのをチューニングを取り直しているのですが、エレメントの長さなどは変えておらずガンママッチで無理やり合わせているので、マッチングが完全にはとれていません(SWR<1.5ですが)。リグへの回り込みがあるといやなので、同軸のアンテナ側にパッチンコアを入れてごまかしてます。430MHzのアンテナは、コンテスト後に遊んでいる時間がないので、もっていかないことに(DJ-G7は持っていきますが)。少し重量減。

電池:12AHのLiPoFe4を1個。ロガーやスマホの充電などのためにAnkerのモバイルバッテリーを1個。ACAGでは2個だったので、重量減。

ロガー:これまで製作をしてきた自作ロガーのフィールドテスト1回目ということで、ノートPCをもっていきません。重量減。

食料とか:水を登山の時と、山頂での昼食の時だけということで、計1lのお茶とおにぎりだけにしたので、大幅減。 茶屋が開いているかと思ったのですが、開いている(かもしれない)時間帯は無線運用をしていたので不明。いつか豚汁を食べたいものです。

ということで、 全体としてはACAGの時と比べて重量減しているので、まあ登れるのではないかと。

で、午後のコンテストなので、朝、我が家を6時に出発してヤビツ峠に行きましたが、早くも駐車場が8割埋まっていて焦りました。運動もせずに登り始めたため案の定100mも上がらないうちからへばります。今回もリタイア?と思いましたが、かなーり長い間休憩を取ったら、なんとかやる気が出たので、登山再開。登山道で謎のポールとアンテナをもって座り込む中年男。ヤバいです。鎖場を過ぎるまではきつかったですが、その先は意外に体が(休み休みですが)動いたので、何とか9時半より前には山頂に到着。

先客なしを確認して、おもむろにアンテナを立てます。ハイキングシーズンなので、この時間でもかなり山頂の広場にはハイキングの方々がおられて、テーブル、ベンチなどは空きがありません。ここはアンテナ優先で、アンテナを広場の端に展開し、移動用ポールのすぐ横にリグを拡げて、地べたで座ってオペすることにしました。

コンテスト前にDJ-G7で430FMでもやって遊ぼうと思ったのですが、6mSSBに相当たくさんの局がいらしたので、楽しくなって、呼びまわりQSOの後、CQを出したところ、たくさんの方に読んでいただき楽しい時間を過ごせました。普段コンテスト主体のQSOなので、ほとんどの方がfirst QSOで、「6mってこんなに局がおられたのか!」と驚きました。コンテスト前なので、5Wで運用しましたが、昼までで電池がほぼなくなりました。でも、IC-705の内蔵電池だけでかなり楽しめました。

そんなこんなで、コンテスト前の昼食でbreak。その時、神奈川県警のヘリが山頂のすぐ近くまで飛んできました。レンジャーの方が降下する様子も見られたので、何か事故があったようでした。無事だといいですが、私も下山時は気を付けないといけないなと思いました。

(追記)このヘリの関係、1名山頂付近で滑落して亡くなられたということをニュースで知りました。この方と、山頂ですれ違っていたかもしれないと思うと、登山はやはり十分な体力と装備が必須だと感じました。(追記終わり)

で、1300のコンテスト開始。CWの方が得点が多く、両方やったら先にやった方の点になるので、no choice でCWから始めますが、そういうわけで、ローカルコンテストと思えないぐらい6mのCWバンドが埋まっていました。空いていそうなところで、CQを出しますが、重なって呼ばれたら、AGCをfastに設定していたこともあり、符号が完全につながって1文字も取れません。まさにお手上げ状況で、長いコールサインの方から、しかも/1?みたいな感じで取っていくような形となってしまいました。何人かの方は、少し低い(高い?)方でずらして呼んでいただいたので、そのような方ですと全集中でコールサインを取ることができたのですが・・・・

自作ログの不備は、今回の運用でたくさん見つかりました。

1)キーヤーモードとコールサインエントリーモードの区別が画面上でわかりづらく、キーヤーモードでレスポンスを返して、いざ相手のコールサインを入力し始めた時に、まさに相手のコールサインを打電してしまい、パニック、ということを何度もしてしまい、これもまた、繰り返しコールサインを打っていただくお願いをすることにつながってしまいました。

--> 修正 SHIFTを押しながらで常にKEYERに文字を送ることができるようにしてみた。

2) コールサインの修正は、1文字間違い、などのシチュエーションを考えて、上書きで実装したのですが、キーを打ち間違えると、正しく入力されたものが消されてしまうため挿入の方が安全だと思いました。 --> 修正

3)コールサイン確定を、TU JK1DVP/1 TA TEST を打電しないで行うことができないため、重ねて呼ばれているにも関わらず、次の局をすぐにピックアップすることができませんでした。-->  修正 SHIFT+Enter でTUを送出しないで確定できるようにしてみた。

4) 画面の文字が小さくて、よく読み取れないのですが、メガネを山に持ってきたにも関わらずメガネをかけずにコンテストを始めてしまったため、オペが非常にきついものになってました。

5) QSO確定後に閲覧はできるが修正ができないため、「後で確認・修正しよう」とか思って、結局どのQSOかわからなくなってしまったのがあります。

以上、言い訳タイム終了。というわけで、CWでうだうだCQを出している間に約1時間10分が経過してしまい、慌ててCWの呼びまわりをやり、PHONEに行ったのが14:27でした。マルチも埋まっていなかったので呼びまわりをして少し埋めた後、隙間を見つけてPhoneでCQを出し始めたのが、残り30分ぐらいのタイミングでしょうか?そのあとはひたすらCQを出して分2~3局ぐらいのペースでQSOを行いましたが、残念ながらニューマルチはなく、SA区は最後まで残ってしまいました(呼びまわりでチェックしていない周波数がかなりあり、そこにいらっしゃったものと思います)。

 あとは、RITが入っていることに気が付かず、「なんでSSBなのにみんなずらして呼んでくるんだろう?」としばらく疑問に思っていました。

コンテスト終了後に撮影
 


 あれだけ人がたくさんいたのに、コンテスト終了時に気が付けば、ほとんど皆さん下山されてました。日没がもう早いので、また、雨もコンテスト中から霧雨状態は始まって、ビニール袋をリグにかぶせたりして運用していましたが、だんだんと普通の雨の予感となってきたので、余韻QSO、もなしで急いで撤収、下山開始しました。

(追記)私が下山開始するころに、女子4人の方々が山頂に上がってこられて、広場で食事をされていました。 また、下山途中に男子学生さん4名組が、軽装(というか普通の恰好)であがってこられるのも見かけました。私が下山終わったタイミングでは周りは真っ暗だったし、雨も降り始めていたぐらいなので、自分のことで精いっぱいでしたので、そのまま私は下山しましたが、大丈夫だったのでしょうか?ヘッドライトなどお持ちのようには思えず、気になりました。(追記終わり)

下山は、滑りやすいところもあり、本降りになったら、危なそうだなというところもありますし、一部に鎖場もあるので、重めの荷物、片手に移動用ポール、普段運動していない、で不安しかありませんが、ゆっくりと気を付けて下山をしました。下山は、日没後になってしまいましたので、ヘッドライトをもってきていてよかったです。 また、運用中もレインコートを着ていましたが、風が入ってこないので体も冷えず良かった。

 結果:大山山頂で運用したので、かなりたくさんの方に呼んでいただいたと思うのですが、特にCWのオペがへぼすぎて、多くの方に何度も呼んでいただきご迷惑をおかけしました。自作ログの改良をするのもそうですが、何かいい鍛錬の方法がないかな、と思っています(横浜コンテストの時から進歩がない!)。

 

 

 ログは、自作ログからteratermで受信して、それをctestwinのtxt入力に入れて整理して提出しましたが、こんな感じのraw スコアになりました(QSO数はデュープ込みです)。CWのペースが如実に低いことがよくわかります。また、多分いろいろ間違えているので、減点がたくさんありそうな予感しかありません。あと、SA区見つけられなかったのは本当に残念。CWをもうちょっとスムーズにやっていたら、呼びまわりで見つけられたのに!とかタラレバですが。。。

今回、大山山頂から、まさに○○の大声、的な感じだったと思うのですが、お付き合い、QSOしていただいた方々に感謝申し上げます。

(12/18追記)

流域外電信電話部門で第一位をいただきました。

(追記終わり)


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